読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Miyakawa Blog

ウェブディレクターが日々のことを綴るブログ

能美市九谷焼資料館と石川県九谷焼美術館に行ってきた

九谷焼の勉強を本だけでしていても心もとないので、できれば実際に触れるところで見てこようと思い、8月14日に2カ所、能美市にある能美市九谷焼資料館と、加賀市にある石川県九谷焼美術館に行ってきました。

能美市九谷焼資料館

石川県能美市泉台町南56番地にある施設が能美市九谷焼資料館です。

  • 開館時間 午前9時から午後5時(受付終了午後4時30分)
  • 休館日 毎週月曜日・年末年始(12/29~1/3)
  • 入館料 大人300円(250円) 高校生以下150円(120円) ※( )内は20名以上の団体料金

f:id:miyakawa244:20130814113353j:plain f:id:miyakawa244:20130814113330j:plain

資料館ですから美術館のような華々しさはありませんが、広くて明るく展示物はしっかりしていました。 ここに来れば九谷焼の制作工程を 1 からみることでき、古九谷から現代の作品まで一通りみることもできます。私も本でしか制作工程を見たことがなかったのですが、制作各工程の素材の変化や、作品の変化がを、乾燥、素焼き、本窯、下絵付き、上絵付きといった工程の移り変わりを実際にみることができてよかったです。近くには九谷焼体験ができる工房などもあります。 展示室は撮影禁止のため写真は撮れませんでしたが、資料でしか見ることがなかった古九谷や江戸末期からの九谷焼の作品たちも展示されており見応えが非常にありました。個人的には徳田八十吉の初代と三代目の作品をこの目でみることができて感動しました。行ってきて本当に良かったです。 また、現代の作家さんの作品なども展示されており、新しい九谷焼の取り組みを見ることもできて面白いと思いました。

壷やお皿といった従来の九谷焼とは違う、九谷焼の新しい取り組みなどはフリースペースで展示されていました。これも面白かったです。 ウルトラマンシリーズで一時期脚本を手がけていた方が能美市の出身らしく、ウルトラマンの九谷焼がいくつか展示されていたり、虫や自転車、チョロQ といった新しい九谷焼の作品も展示されていました。ウルトラマンの九谷焼は販売もされていたかな?

フリースペースは撮影可能ですと確認をを頂いたので何枚か撮影しました

▼九谷焼を使った自転車 f:id:miyakawa244:20130814113955j:plain

▼サドル f:id:miyakawa244:20130814114013j:plain

▼ボディー(フレーム) f:id:miyakawa244:20130814114110j:plain

▼資料写真1 f:id:miyakawa244:20130814114045j:plain

▼ウルトラマンとバルタン星人の九谷焼です f:id:miyakawa244:20130814114319j:plain

▼伝統工芸九谷焼とウルトラマンについての説明資料 f:id:miyakawa244:20130814114500j:plain

▼チョロQ の九谷焼 f:id:miyakawa244:20130814121207j:plain f:id:miyakawa244:20130814121221j:plain

「九谷焼」にとらわれない新しい九谷焼の挑戦はどんどんおこなっていくべきでしょうね。私も何かできないか考えてみようと思いました。

石川県九谷焼美術館

JR大聖寺駅側、石川県加賀市大聖寺地方町1-10-13にある施設が石川県九谷焼美術館です。

  • 開館時間 9:00~17:00 (但し、入館は16:30まで)
  • 休館日 月曜日 (但し、月曜が祝日の場合は開館)
  • 入館料 一般500円、高校生以下無料(20名以上の団体の場合420円)

美術館のすぐ隣は図書館と古九谷の杜公園があり、もう少し気温が下がれば散歩も気持ちのいい所だと思います。 残念ながら館内は撮影禁止のため写真は撮れませんでした。

▼石川県九谷焼美術館 f:id:miyakawa244:20130814133236j:plain

石川県の美術館の1つであるだけに建物の外装および内装はしっかりしていました。 一番関心したのは内装がテーマごとに異なるおもむきの陰翳を意識した部屋づくりをしていることです。例えば、青手九谷を展示しているスペースは黒と青を基調とした内装に統一されており、赤絵の九谷焼を展示するスペースは黒と赤を基調とした内装に統一されているなどそれぞれの九谷焼が映えていました。撮影禁止のため写真が撮れずここで写真を公開できないのが残念です。今時のご時世はクローズドにするのではなくて、もっとオープンにして来場者に写真などを撮って頂いて Facebook などで広げて頂いた方が話題づくりができていいのではないかな?と個人的には思いました。

展示スペースの一カ所にテレビ番組「開運!なんでも鑑定団」でも有名な鑑定家の中島誠之助さんが出ている「古九谷の謎」なる映像資料が流れていました。YouTube でも公開されていましたので、ここに埋め込んでおきますね。

▼「古九谷の謎」鑑定家の中島誠之助さんが出演されています。


古九谷の謎 加賀温泉郷の旅 中島誠之助ナビ

石川県九谷焼美術館を入って左手に一般ギャラリーがあるのですが、9月21日まで小学生の原画を元にした九谷焼の作品展がおこわれています。「カラフルのりもの九谷やき」という作品展です。小学生の原画を型にして、九谷焼の絵師たちがデザインを忠実に再現されている作品はお子さんたちには一生の記念になるのではないでしょうか。 すごく見応えがありました。原画の色味やデザインを忠実に再現し、色のはみ出し具合や線の頼りなさ、力強さなども再現されており、まるで写真でうつしたような完成度でした。 さらに原画を再現しつつも、九谷焼によく見受けられる幾何学模様などもバランスよく配置し完成度の高い作品になっており、これは一見の価値はあると思いますよ。小学生だけでなく一般にももっと広くオープンに公募すると話題性がうまれ、さらに九谷焼に活気がうまれるとおもうのは私だけでしょうか? 今回は仕事のため1人で行ってきましたが、夏休みの間に子どもたちを今度は連れて行ってこようかな? 残念ながら館内は撮影禁止だったので子どもたちの原画を元にした九谷焼の作品は撮影できませんでした。その代わり「カラフルのりもの九谷やき」のポスターを頂いてきましたので写真を載せておきますね。皆さんも行かれてみてはいかがでしょうか? f:id:miyakawa244:20130814211224j:plain