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Miyakawa Blog

ウェブディレクターが日々のことを綴るブログ

WCAF vol.9 「Think of UX」参加してきました

11月23日金曜日、福井県坂井市にあるふくい産業支援センターで開かれた『WCAF vol.9 「Think of UX」』に参加してきました。

今回の目的は次の2つです。

  • UXに関する多くの人の意見を聴く
  • IAシンキングの著書である坂本さんの話を聴く

UXはここ数年 Web業界では「UXだ。UXデザイン」と騒がれていますが、UX・UXデザインは直訳すると「ユーザ体験・ユーザ体験をデザインする」という言葉です。 ※UX = User Experience(ユーザ体験)User Experience Design(ユーザ体験をデザインする)

私の中では今回の WCAF に参加するまでは UX に関して定義がありました。 「UXとはおもてなしの心だ」と。

私が考える Webサイトにおけるおもてなしの心とは、「お客様(サイトに訪れるユーザ)にどのように Webサイトで過ごして頂きたいのか、サイトの演出を考え提案すること」だと私は思っていました。 しかし、昨日の話を聴いていて考えてみました。

「お客様に心地よい演出を施したサイトを提供するって、じゃあ、具体的にはどうやってやるの?」 こうなるわけです。

私もプロですから、自分なりの手法は身につけているつもりです。 しかし、自分なりの方法や考え方が定型化されてきて方法がなかなか進化しないのです。 いつも、同じ手法、同じツールで作業をすると同じ結果しか生まれてきませんからね。 昨日のようにセミナーに参加することでいろいろと「見落としていた気づき」を見つけることができて非常に良かったです。

「次はもっと視野を広げてみよう」「あの方法を試してみよう」「ツールに頼ってばかりではだめだな」といった感じです。

また、私の仕事のバイブル「IAシンキング」の坂本さんが登壇されていたので非常にワクワクしてお話を聴くことができました。 書籍を読んでプロジェクトで何度も助けられたことがあるので私にとっては師匠のような方です。お話が聴けてうれしかったです。

公開された各種スライドリンク

すべてのセッション内容がスライド形式で公開されています。 とても濃い内容の 5セッションでした。 私の感想と合わせて5つのリンク先を紹介します。

1. キッチンにはスマートフォンとカレーライス/トモロヲ いちがみさん
UXという意味の解釈を幅広く紹介していただけました。特にユーザがサイトに訪れる前後の時間も意識したUXデザインの話は忘れていた事を思い出させてくれました。 私の中でまた新しい認識が増えて仕事の幅が増えそうでワクワクしたのを覚えています。
2. 新人が考える、UXと魔法の板っきれの話/柏 夏美さん
「バラエティ感覚で見てね」と「スマホアプリは説明書がなくても使える」という2つのスライドのポイントに共感しました。今はまだ自分はアプリは作れませんが、制作するときには役立ちそうなトピックスがたくさんのプレゼンは勉強になりました。スライドもデザインが最高でした♪
3. Windows 8 UX Guidedtnes/鈴木 孝明さん
メトロUIの基本設計理念はアプリケーションの見た目が作り手によって乱れないようにガイドラインが決められているというお話でした。悪い言い方をすると「縛り」が強くなるわけですよね。その縛りが強い反面、デザイナやプログラマはその縛りの中で腕を振るう事を求められる最も重要で、難しい領域なのだと思いました。 例えるなら、フィギュアスケートですね。ルールという基本設計の縛りの中で、スケーターが演技をするように、デザイナやプログラマはクリエイティブ(演技)をするイメージです。鈴木さんが楽しそうにプレゼンしている姿は見ているこちらも楽しかったし、ワクワクしました。
4. Web最適化におけるデザインアプローチ/Web最適化におけるデザインアプローチ/澤田 幸弘さん
サイト分析の極意の一部を教わりました。もっと、いろいろ聞きたかったです。 Google アナリティクスは私も利用していますが、「数が増えた、減った」だけなら簡単に分かりますが、データが表す意味を読み取るのはなかなか難しいです。 なので、「アクセスログを見る習慣」を付ける事がまず大事だなと思いました。懇親会で澤田さんに「どうやったらGoogle アナリティクスちゃんと使いこなせますかね?」と相談したら、「見る習慣をつけてください」と同じ事いわれましたけどねw 職場のスタッフにも質問してログを見て傾向もみれるようにもなってきました。よい切っ掛けを与えてくれて、ありがとうございました。
5. WCAF #9 "Think of UX" UX Documentation/坂本 貴史さん
期待以上の内容の発表でした。先に登壇されて話された皆様の話を汲み取り、バランス良くお話しされた坂本さんに感動しました。「UX」って1つではないけれど、本イベントを通してユーザをどのように捉えて情報を分析し、ドキュメントに落とし込んでいくのか、その一連の流れを再確認できました。 また、「プロジェクトをデザインする」ということの重要性を再認識するとともに自信が持てた気がします。

懇親会は参加費以上の価値がでる

これは WCAF に限りませんが、懇親会の参加費は主に食事のコースの代金のみです。 しかし、懇親会ではセミナーの講師の方々はもちろん、他の参加者の方々と情報を交換することができるのです。おいしい福井の蟹を頂いて、いろいろコミュニケーションもすることができてよかったです。