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Miyakawa Blog

ウェブディレクターが日々のことを綴るブログ

1Q84 BOOK3を読み終えて

1Q84のBOOK1, BOOK2を1年ぶりに再読し、先月からBOOK3と順に読み終えました。 1年後にまた、読み返したいと思う。

BOOK1〜3については次のような印象を受けました。 BOOK1は序章であり、登場人物の天吾と青豆を紹介するエピソード。 BOOK2は本編であり、天吾と青豆の関係が進展するエピソード。 BOOK3は完結編であり、エピローグという事だろうと理解しました。

村上春樹さんの本はいくつか読んでいますが、「いろんなものを失い続ける」あるいは「すり減らしていく」登場人物を描写することが多いですが、天吾も青豆もお互いにそれぞれの人生において「失い続ける」運命にある人物のように感じました。

でも、救いのある話でもありました。

その救いとは何なのか?というのがこの本のシリーズのテーマだったのかもしれません。

どこかで「純愛小説」という評価を聞いた気がしますが、言われてみればそうかもしれません。 特にBOOK3に入ってからは、青豆さんの狂おしいまでの天吾への愛情が伝わってきます。 そうして後半に入ってからからの天吾の青豆への覚悟をある人物に対して語るシーンはそれまでのスピード感が違っています。文書を読む速度を測る事ができれば、という事ですが。

冒頭で1年後に再読すると書きましたが、ある程度時間をあけて、また読みたいシリーズでした。

次は1年後か、半年かは気分しだいですけど。

私の好きな村上春樹作品のベスト3に入ったかもしれません。